スワップサヤ取り「日々の管理方法」

FXサヤ取りの基本

2025.02.152025.02.26

スワップサヤ取りは、異なるFX業者のスワップポイントの差を利用して利益を得る手法です。低リスクで安定した利益を狙える一方、適切な管理が求められます。本記事では、スワップサヤ取りの日々の管理方法について詳しく解説します。

1. スワップポイントの確認

スワップポイントは日々変動するため、定期的なチェックが欠かせません。

ポジションを維持するためには、証拠金の状況を適切に管理する必要があります。

為替が上昇または下降しても、両建ポジションのため含み損益には殆ど影響はありません。

例えば

A業者、買いポジション（+10000円）の場合は、B業者、売りポジション（－10000円）となります。（スプレッド、その他、取引コストは考慮していません）

さらに、為替が上昇すれば、A業者（+50000円）B業者（－50000円）となっていきます。

A業者では資金に余裕ができますが、Ｂ業者では資金が不足して証拠金維持率が下がっていき放置するとＢ業者のほうでロスカットになる可能性があります。

ロスカットを防ぐためには、予備資金をＢ業者に入金します。それでも資金が不足する場合は資金に余裕のあるＡ業者から出金して、その資金をＢ業者に移動します。

余裕資金が増えた口座から銀行口座へ出金
- 取引口座から銀行口座へ資金を出金する。
- 出金依頼の締め時間によって、銀行口座に着金するタイミングが異なる（即日～翌営業日が一般的）。
銀行口座で資金を受け取る
- 出金が完了すると、銀行口座に資金が着金。
- 着金を確認したら、次のステップへ。
銀行口座から余裕資金が減った口座へ入金
- 取引口座へ資金を入金します。
- クイック入金（インターネットバンキング経由など）が利用可能なら即時反映。
- 通常の銀行振込の場合、入金が反映されるまでに時間がかかるのでお勧めできません。